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過去の記事一覧
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眼鏡越しの風景EP78-挑戦-
音楽仲間のボーカルくんに誘われ、この9月から5分間のYouTube番組に出演することになった。短い時間ながら内容盛りだくさんのなかなか面白い番組。 毎月第一週はどうでもいい事件ばかりを扱う「どうでも一課」所属、キラキラ… -
眼鏡越しの風景EP77-進化-
携帯電話を持ち始め数十年。初めて携帯の通信キャリアを変更した。今までこだわりが有るような、無いような状態で、いつの間にか替えそびれて今に至っていた。 いつもは下調べ万端で慎重に行動する私が、その日に限って、ショッピングモ… -
眼鏡越しの風景EP76-空間-
学生の頃から雑貨や家具が大好き。 閃いてしまうと、夜中でも部屋の模様替えをしたい衝動にかられて、部屋のベットを動かしてみたり、本棚付の勉強机の本棚部分を工具で外してみたりして、父から「また夜中に何してるんや…」とブツブツ… -
眼鏡越しの風景EP75-記憶-
普段から通りや路地を散策するのが好きな私。 時間があれば電車を乗り継ぎ、未踏の場所へ行ってみたくなる。 冒険好きなわりになぜか方向音痴。 改札を出ると、たいてい目的地とは真逆の方向へ進んでしまう。 そんな私にも、どうや… -
眼鏡越しの風景EP74-旬菜-
梅雨が明けると、初夏の便りが届く。野菜農家の幼馴染ちゃんが育てる、甘~いトウモロコシ。それに出会うまでの人生はトウモロコシの美味しさに気づくこともなく過ごしてきた。日々の料理に使うメインの野菜というよりは、屋台で食べるお… -
眼鏡越しの風景EP73-表情-
所用で県外へ遠出することがあると、なるべくその前後に近隣の観光地を訪れることにしている。普段の旅行とは違い、そういう時はあえて観光地のど真ん中、徒歩圏内に泊まってみる。観光に疲れたら、一旦ホテルに帰って小休憩を取ったり。… -
眼鏡越しの風景EP72-人波-
大阪の地下街は、地下鉄の乗降客や3つもある百貨店への買い物客など多くの人で今日もごった返している。私がその雑踏の一員になって、かれこれ12年。いつものように地下街を横切っていると、何本かある大きな柱にピタリと背中を付け佇… -
眼鏡越しの風景EP71-長靴-
梅雨時期になると、母から初めて買ってもらった長靴のことを思い出す。 私が当時通っていた保育園は、住んでいた高台の団地から長い長い坂を下った先にありました。雨が降ろうものなら、雨水も一緒に坂を下り、ちょっとした小川のように… -
眼鏡越しの風景EP70-背中-
ここ2年遠出していなかった両親を連れ、日帰りで有馬温泉へ出かけることにした。人混みを避け、平日に行くことを決めたものの、なかなか私の休みが取れず、この日帰り旅行が“母の日”と“父の日”のプレゼントとなった。 当日は現地… -
眼鏡越しの風景EP69-花畑-
全開の窓の向こう、目線の先には薄紫色一面のレンゲ畑。運転する父に、前座席の間から顔を覗かせ、「ホラ!ホラっ!」と窓の向こうを指さして興奮気味に言う。 「車、停めて~!」 「あぁ…通り過ぎちゃった」 後部座席で私が足をバタ…