中央区役所が市役所3号館跡地に移転
- 2019/12/12
- ニュース
中央区役所が市役所3号館跡地に移転
神戸市では、新中央区総合庁舎の整備事業について、昨年7月に整備基本計画を取りまとめ、区役所と文化施設(勤労会館、生田文化会館、葺合文化センターの一部)を市役所3号館跡において一体整備することを決定した
建物デザインなどの整備概要がまとまり11日発表された。
現在、市役所3号館の解体工事に着手しており、令和4年度前半の完成を目指して施設整備を進めていくという
建物概要
場所:中央区東町114,115番地(市役所3号館跡)
構造:鉄骨造(免震構造)
階数:地下1階、地上12階建て
延床面積:約19,300平方メートル(うち区役所 約12,400平方メートル、文化施設 約 4,900平方メートル、駐車場等 約 2,000平方メートル)
整備スケジュール
令和元年10月 3号館解体工事着工
令和2年夏頃 新庁舎建設工事着工(予定)
令和4年度前半 新庁舎完成(予定)
事業費
約108億円(うち建設工事費等 約98億円、3号館解体工事費 約6.7億円、設計・工事監理費等 約3.3億円)
《旧居留地の街並みに調和するデザイン》
建物低層部は、歩道と一体となった歩廊状のオープンスペースや1階ロビーの様子が見渡せるガラス張りの大開口、石貼り風の外壁仕上げなどにより、旧居留地の街並みに調和する開放的で上質なデザインとしています。
《水平性を強調した落ち着きのあるデザイン》
中高層部は、外部吹抜と重層したデッキにより、日射負荷の軽減と内部からの眺望を両立させた、水平性を強調した落ち着きのあるデザインとし、向かい側の市役所1号館との色彩的な調和にも配慮しています。
《自然の潤いや温かみを感じられるデザイン》
デッキの軒裏には木材を使用し、低層部の軒先や屋上では緑化を行うなど、都心のオフィス街で自然の潤いや温かみを感じられるデザインとしています。