羽柴秀吉ゆかりの地「松原城跡」発掘現場が一般公開される
松原城跡は兵庫県神戸市北区道場町日下部にあり、タンポポ城や道場川原城ともいわれている。南北朝時代に赤松氏が三田城の支城として築いたものが始めとされており、赤松氏の流れを引く松原氏が代々城主だったという。松原氏は三木城の別所氏の味方をしたため、織田信長軍の秀吉に攻められ、天正七(1579)年に落城した。この麓の道場川原村には、秀吉にまつわる古文書や、「太閤水」や「巻取りの飴」などの伝承が多いという。
城跡は丘陵頂部に東西2つの大きな曲輪があり、現在西側の曲輪2から調査を進めている。この曲輪2について新たなことがわかりましたので発掘調査現場を公開する機会を設けたという。
現地一般公開
令和元年8月31日(土曜)午後1時30分から3時まで、調査現場を一般公開致します。調査担当学芸員による遺跡解説もあります。(小雨決行)
アクセス
神戸電鉄 神鉄道場駅 下車 東へすぐ
*現地には駐車場がありません。近隣の方のご迷惑になりますので、公共交通機関をご利用ください。