「オオキンケイギク」対策にご協力をお願いします
神戸市観光局は、「お近くでこんな花を見かけませんか?」と呼び掛けている。
オオキンケイギクは、北アメリカ原産の多年草で、5月から7月にかけて黄色のコスモスに似た花を咲かせます。1880年代に観賞用・緑化用として国内に導入されました。オオキンケイギクはきれいな花ですが、昔から日本で生育する植物の生育場所を奪ってしまう恐れがあることから、生態系への影響が大きいとされ、特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律により、2006年から「特定外来生物」に指定され、新たに植えたり、運んだりすることが禁止されています。
神戸市は、市有地において抜き取り等の対策を実施し、特に他の地域に拡散しないよう取り組んでいるという。
市民の皆さまも、是非これらの対策にご協力いただきますようお願いしたいという。
対策へのご協力のお願い
(1) 市民のみなさまへ
オオキンケイギクを持ち帰ったり、植えたりしないようにお願いします。
(2) 土地を所有されているみなさまへ
敷地内で見かけた場合は、抜き取りや刈り取りをお願いします。
(3) 公園管理・河川清掃などの活動団体のみなさまへ
活動されている地域で見かけた場合は、抜き取りや刈り取りをお願いします。
なお、活動団体で、大規模にオオキンケイギクの抜き取りや刈り取りを実施される場合は、事前に環境都市課(TEL078-595-6216)に処分方法等についてご相談ください。
抜き取りや刈り取りを行う際のポイント・注意点
・根から抜き取ると効果的です。抜き取りが難しい場合は、刈り取り(特に花が咲く前)でも拡散の防止につながります。
・中央分離帯、道路法面など、危険な場所では行わないでください。
・飛び散らないように、ごみ袋等に入れ、枯らせた後、処分してください。