KTP一般ライターからの投稿記事です!
ポートアイランドにある中公園に、第12代神戸市長「原口忠次郎」の銅像が建っているのをご存知でしょうか。本日散歩していた際に、久しぶりに通りかかったので投稿いたします。
原口忠次郎銅像原口忠次郎は、京都帝国大学工学部土木工学科を卒業後、内務省に入省。東京土木出張所、新京国道建設所長、神戸・中国・四国などの土木出張所長を歴任した後、昭和24年から昭和44年までの20年という長い間、神戸市長を務めた人です。
かつての神戸市は、都市開発を推進し「株式会社神戸市」と異名を付けられるほど、全国的に注目された時期がありました。その礎を築いたのが、原口忠次郎でした。
この原口忠次郎、実は神戸市出身ではなく、佐賀県の出身だそうです。「原口」という苗字は関西よりも佐賀地方で多いようです。ちなみに、佐賀選出の現職衆議院議員にも原口さんという方がいます。いわゆる地元出身ではない落下傘候補にもかかわらず、何度も選挙に当選し20年も市長職を担ってきたことからも、当時の神戸市民の信頼が厚かったことが分かりますね。
中公園は広くありませんが、さほど人がおらず、のどかな公園です。ご興味のある方は一度お立ち寄りくださいませ。
所在地:〒650-0046 兵庫県神戸市中央区港島中町4丁目
<投稿者プロフィール>
KTPネーム:島人(しまんちゅ)
神戸育ちの神戸っ子であり、憲法改正論者でもあります。
テーブルに飾られたバラより、野に咲くレンゲ草の方が美しいと感じる今日この頃です。