2018年11月22日神戸市の記者発表によると、2018年12月上旬より花時計の撤去工事を開始し、2019年3月に東遊園地内に暫定移転を完了する予定との事。通りかかりの人に話を聞くと、毎日通勤途中通りかかる癒しの場所が一つなくなることに残念だという。
1950年代前半、第13代神戸市長の宮崎辰雄の提案に基づき、スイス・ジュネーヴのイギリス公園に設置されていた花時計をモデルにした日本初の花時計が製作されることになった。神戸市民や神戸市内の企業はこの計画に好意的な反応を示し、多額の寄付金が寄せられた。この寄付金を元に花時計の製作が進められ、市民有志から神戸市への寄贈という形で設置されることになった。
花時計の製作は神戸市役所の新庁舎(現在の2号館)建設に合わせて進められ、新庁舎完成と同時期にその北側に設置された。1957年4月26日午前、新庁舎開庁記念式典に続く形で始動式が行われ、花時計は稼働を開始した。
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神戸のシンボルのひとつとして、市民の皆さまをはじめ、神戸を訪れる多くの人に愛されてきたことから、「こうべ花時計移転セレモニー」を行うという。
「こうべ花時計移転セレモニー」の概要
■日時 平成30年11月29日(木曜日)9:15~9:35
■場所 神戸市役所 花時計広場