空の玄関“神戸空港”で、ウミガメの観察会「ウミガメ・エコツーリズム」(以下、エコツーリズム)が開催される。
今回のエコツーリズムは神戸空港ターミナルなどで開催される空の日イベントの一環として、11月4日(日曜)に神戸空港ターミナルビル1階玄関西側および神戸空港西緑地(人工海水池)にて開催。
なぜ、空港でウミガメなのでしょうか? 神戸空港島にある人工海水池はウミガメにとって安全で広く、自然な環境で、ウミガメの保養施設として優れた場所であることから、現在もウミガメの保護に活用されているのです。
浅くて餌が豊富な瀬戸内海には、水温の高くなる夏から初秋にかけて、ウミガメも餌を食べにやってきます。ところが、瀬戸内海は船の往来や漁船の操業も活発な海域でもあるため、多くのウミガメが交通事故に巻き込まれています。そこで、事故に遭い保護されたウミガメを、人工海水池で秋まで一時保護し、安全な時期を待って外洋で放流しているのです。今年は保護された野生のウミガメはいませんでしたが、水族園で保護され飼育されていたウミガメ4頭が収容されています。
今回、ウミガメたちの健康診断をエコツーリズムとして空の日イベントに合わせて行うことで、市民の皆さまに空、海とウミガメへの関心を高めてもらいたいと思っております。エコツーリズムでは、ウミガメ運び、計測、甲羅洗いにも参加いただけるほか、ウミガメ紙芝居など盛り沢山の内容をご用意しています。ウミガメと触れあえる貴重な機会になります。
【ウミガメ観察会「ウミガメ・エコツーリズム」】
日時 平成30年11月4日(日曜) 14時~(小雨決行)
場所 神戸空港島西緑地 人工海水池 (無料巡回バスあり)
内容 ウミガメの身体測定、ウミガメ紙芝居、ウミガメの甲羅洗い など
参加方法 参加自由・無料(申込み不要/現地集合)
その他
・11時頃、ダイバーが潜ってウミガメを取り上げ、その様子も自由に見学できます。
・ウミガメとの触れ合いの際に海水や砂が飛び、洋服が汚れる場合があります。ご留意ください。
【プロジェクト紹介ブース】
日時 平成30年11月4日(日曜) 10時~16時
場所 神戸空港ターミナルビル1階玄関西側
内容 瀬戸内海ウミガメレスキュープロジェクトの紹介
観覧方法 入場自由・無料(申込み不要)