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カテゴリー:特設コーナー
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眼鏡越しの風景EP65-春風-
3月。年度末近くになると、1年間がんばった自分への労いを兼ね、平日に近場で「おひとり時間」を楽しむ。私を、私が、おもてなしするという贅沢な1日は『おひとりさまデート』と名付けた春先の恒例行事だ。気になっていたお店や、最近… -
眼鏡越しの風景EP64-転地-
前回は洋服の買い方についてエッセイを書いたわけですが、今回はその後、自分の中の旬を過ぎた洋服たちの行く先ついて書いてみようと思う。 今年のセールで4着を迎え入れたことにより、我が家の手狭なクローゼットはついに洋服が溢れ… -
眼鏡越しの風景EP63-洋服-
最近はお出かけの機会も減り、去年、一昨年は、“お洋服も要らないよね…”という空気が洋服好きの私にさえ漂っていた。ふと顔を上げると、クリスマスもお正月もとうの昔に終わり、街中にはSALEの文字があちこちに溢れていた。2年ぶ… -
Mop26:黒と白の使い分け
ずっとカーテンをつけていなかったリビングの窓 黒のカーテンをつけました あるプレイヤーの友人が 「最近黒い服が着れないの」 と言っていました 「黒い服を着るのはエネルギーがいる」と こうして部屋に黒のカーテンをつけ… -
眼鏡越しの風景EP62-創造-
エッセイの連載が始まり、自ら書くということを続けていると、誰かが発する会話やSNSに流れていく流行りの言葉、仕事のメールなど、そのまま通り過ぎていく何気ない日常の言葉たちが、気が付いてくれと言わんばかりに目に止まるように… -
眼鏡越しの風景EP61-八朔-
毎朝通る道沿いに、誰が植えたか分からない大きな八朔の木がある。 この季節になると、たくさんの実をつけ、その木には鳥たちが集い、朗らかに歌い、実をつつきながら楽しそうにしている。頭のいいカラスたちは実を枝から落とし、落ちた… -
眼鏡越しの風景EP60-元旦-
明けましておめでとうございます。 今年もどうぞよろしくお願いします。 我が家は田舎が遠いこともあり、三が日の出費に親がザワつくような親戚付き合いや、お年玉マネーが大きく動くことはなく、母方の祖父母と両親からの夫婦セット… -
Mop25:年末のそら
2021年ももう終わり。 空の表情に「年末」を感じます。 冬の朝日は元気が出る。 文字にできない、パワーをいただけます。 12月25日は、恒例のクリスマスコンサートでした。 毎年、同じお顔が見れるようになってきて数年。… -
眼鏡越しの風景EP59-聖夜-
カサカサッ…カサカサカサッ。夜中に枕元で音がした。 今年こそは来たかーっ!?はやる気持ちを抑え、目をギュッと瞑っている間にどうやら眠ってしまったらしい。 冬の朝はなかなか明けない。夜が明けぬうちにゴソゴソ動き出すと、横で… -
眼鏡越しの風景EP58-鍵盤-
最近は家に居る時間も増え、久しぶりに新しい習い事を始めたりしている。 習い事と言えば、子供の頃はピアノ、絵画工作教室、水泳に通っていた。仲良しの友達が通い始めたから、私も一緒に行きたいというのが理由で、どれも自分の意志で…