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カテゴリー:yukkoのお眼鏡
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眼鏡越しの風景 EP5‐旅路‐
我が愛しき相棒のママチャリ「オレンジ号」 そのペダルで、往復6kmの道のりを約9年間漕ぎ続けている。 大雨や嵐の日を除いて、1年間で330日くらいになる。 これまでの走行距離をざっと計算してみると、 6km x 330日… -
眼鏡越しの風景 EP4‐夜光‐
奏 文太郎(カナ ブンタロウ) 私は、彼らのことをこう呼んでいる。 この夏、救出したカナブンたちは7匹。 まさしく、飛んで火に入る夏のなんとかなのだ。 毎日通る歩道の両側に、モルタル塗装の浅い溝がある。 そこは夜にな… -
眼鏡越しの風景 EP3‐遠雷‐
平日、午後の電車は乗客もまばら。 どこに目線をやるでもなく、微かに揺れるつり革をぼんやり眺めていた。 あの頃の私は、脱け殻を引きずったような、心もとない空気を纏っていた。 ひとつ座席を空けた先に座る、御婦人が、 「キレ… -
眼鏡越しの風景 EP2 ‐秋天‐
神戸市 ラジオネーム yukko さんから! 他に高槻市◯◯ちゃん、大阪市△△ちゃんからのリクエストで Mr.Chirdren「Tomorrow never knows」 歌のイントロにのせて始まったリクエストメッセー… -
眼鏡越しの風景 EP1‐秋隣‐
夏休みも終わり、通学路に子どもたちの笑い声が戻る。 今年の夏も暑かったなぁと、毎年そんなことを言っている。 私は自転車を急がせ、駅へ向かっていた。 小さな体にランドセル、大きな水筒とお道具箱、右肩から今にもずり落ちそ…